お店を続けるには

2020.01.01 (Wed)
サンフランシスコでお店を再開して10年近く経ちます。
早いです。本当に。あっという間。

もうすぐ 2019年も終わるので
今年 一番気になり 難しかった事を
反省も兼ねて 書いてみようと思います。

“花屋 植物屋” をお店(ハコ) という形で を続けていくには 
大まかに言って 僕の中では3つ 必要な事があると思います。

一つ目は 知識や感性。デザインを使ってお客さんにそれを伝える力。
もし 自分のやっている事が 本当に好きならば 
確かに苦労もあるかもしれないけど これは とても楽しい作業だと思います。
僕の中では この事は 仕事 というより 生活そのものになっています。
目に入るモノや景色と 植物を使ったデザインが
どういった形で繋がるか もしくは繋げられるか いつも考えています。
家でも お店でも 市場でも 近くのカフェでも。
これはほとんど 病気 の様なモノです。
仕事とプライベートを分けれない 理由はそこにあると思います。
それを 良しとするか否かは 人それぞれですが。。。

2つ目は 経理。つまりお金の回し方や 割り振り。
この辺は好き嫌い が あると思います。
でも 嫌いであってもきっちりやっておかないと
本当に色々なトラブルが出てきて ストレスになります。

好きな事をストレスなく続ける為には ここはクリアーに。

そして3つ目は コミュニケーション。外との繋がりです。
個人的には SNS ほぼ興味 ありません。
ここで言う コミュニケーションとは “face to face”
つまり 直接的 なコミュニケーションです。
農家の人であったり 問屋さんであったり お客さんであったり。

なんだか長い前振り になってしまいましたが
ここ数年 最も難しいと考えているのが
お客さんとのコミュニケーション です。

もうすぐで 年が明けてしまうので 続きはまた明日書く事にします。
“今年の反省“ の予定が ”2020年の抱負“ に変わってしまいそうですが。。。










Academy of Sciences in San Francisco

2019.12.09 (Mon)
サンクスギビングが終わり これからクリスマスに向けて
街は段々と ホリデーシーズンに向かっていきます。

お店もいつもにも増して 忙しくなっていきます。

そんな中 ふと気分転換(ネタ探し?)に academy of sciences という
自然博物館に行ってきました。

ここはサンフランシスコの中でも 特におすすめです。
Golden gate park内にあり 近くには美術館や植物園もあり
1日いても飽きません。

この博物館の中には プラネタリウムなどもありますが
個人的には 巨大テラリウム つまり大っきな温室が見どころです。
博物館の真ん中に 巨大なガチャガチャのカプセルのようなものがあります。
その一番下の地下部分は水族館 つまり水の中、そして上に上がるに従って
沼地や湿地、水辺の植物、そして地上の植物 最後に木の上で生活している植物と変化して行きます。

201912081424403df.jpeg

まずは外見。ガラスボールの様です。

20191208142438b5b.jpeg

中は暖かく 湿度もかなり高くなっています。
時間帯によってはガラスに水蒸気がかかり 
外からは中がはっきりと見えない時もあります。

20191208142437c6d.jpeg

まずは地下部。ここはトンネルになっていて 
頭の上に魚たちが泳いでいます。

2019120814243532c.jpeg

海の底。

20191208144308991.jpeg

正直 魚も見てて楽しいのですが
それ以上に海藻やイソギンチャクなどに目がいってしまいます。

20191208142755000.jpeg

少しずつ水から上がって行きます。

201912081427561bc.jpeg

この辺は水草類と 多湿を好む水辺の植物になります。
この辺りは お店の植物をデザインするときに
とても参考になります。バネスネリアが美しい。。

2019120814275247c.jpeg

さらに上に上がると アルビノのワニがいます。
いつもジッとしていて もしかして。。。なんで不安に思ってしまいますが
ちゃんと生きています。
30分に20センチぐらいは場所を移動しています。

201912081427539bf.jpeg

ここは 湿地の植物。食虫植物や苔を見ることができます。
かなり強めのライトを使っています。

20191208143224342.jpeg

さらに上へ 上へ。。。。

20191208143223607.jpeg

壁に植え込まれた植物たち。
ネペンタス、シッサス、ベゴニア などなど。
うちのお店でもお馴染みの 
ある程度の温度と湿度が必要とされる植物達です。

うちのお店も湿度は高めになっていますが
ここと比べると 温度が少し低い気がします。
即 店内にヒーターを入れることにしました。


20191208144107a80.jpeg

この辺りは 木に着生している植物達。
ブロメリア、ラン、ティランジア、
それにアリ植物も水苔を使って 木に付けてありました。

このドームには蝶々もたくさん 住んでいます。
写真には撮れなかったけど 時々身体に止まって休んでいたりします。

20191208144104dee.jpeg

上までもう少し。

20191208144103202.jpeg

屋根が見えてきました。

20191208144106498.jpeg

このドームの中で 3時間以上 遊んでいました。

切り花ではなく 根のついた植物のデザインを ロングタームで考えるとき 
やっぱりこういった環境で 自由に育っている彼らを見るのが
一番大切なんだな といつも感じます。

うちのお店もこういった植物園的な力強さと
アートミュージアム的な 不思議な空間を組み合わせる事が出来たら
と 考えています。

好きな事を仕事に出来ている事に感謝。
蝶々は 放せませんが。





最近のお店

2019.08.01 (Thu)

久しぶりにお店で作っているものの写真を up。

まずはキセロのテラリウム。
キセロはある程度の明るさ、風通しが必要。
また中心に水がたまらない様にしないと 腐りやすくなります。
その辺を上手く管理できれば 
育てていて とても楽しいエアープランツです。

20190408144130307.jpeg 

次はシダの寄せ植えテラリウム。
ここのはシダと一緒に ベコニア レックスも植え込んであります。
本来 過湿を嫌うベコニアですが 上手くいく品種もいくつかあります。

20190408144128adb.jpeg

次もその流れ。
この器は特に気にっているもので よく使います。
器自体に高さがあり 高低差をつけたい時には重宝します。

201904081441317fe.jpeg

そしてこのハオルシア。
光が透ける天窓が魅力です。

201904081441263a3.jpeg

小型のネペンタス。
通常のものより 育てやすい気がします。

20190408142235496.jpeg

相変わらずの モスピクチャー。
珍しく エンジとピーチのモスを使用。

20190408142647712.jpeg 

そして 切り花。

20190408142736ec8.jpeg

お店の中は ジャングルギャラリー です。

201904081427350dd.jpeg

うちのお店には とても不思議な 面白いお客さんが沢山来ます。
日本にいた時には 想像もしなかった様な。
その中の一人、ヘレンさん。
クビに蛇を巻いて 遊びに来ます。
しかも 結構大きい。
お店には植物や流木があるから
彼女(蛇さん)もここが好きだとか。

お店の中をヘビさんが這っている姿は 確かに神秘的
でも。。。みんながみんな そう感じるわけでもなく。。

人によっては ヘビを見て 逃げる様に出て行く人もいます。
まぁ 人それぞれ。

うちはヘビもイグアナも猿も okです。
他のお客さんに 被害を与えなければ ですけど。
そういえば 大きな蜘蛛を嬉しそうに連れてきた人もいました。
正直 少し辛かったけど。。まぁ ギリギリ セーフということにしました。
 
20190408142646665.jpeg

でも ヘビって結構 重たいんですね。
ヘレンは結構 細いんで 彼女の肩が凝らないか心配です。


New York

2018.07.18 (Wed)
new york へ行ってきました。

学生の頃 ここが好きで 毎年来ていました。
目的はシンプルで Jazz を聞くために。
あとは 目的もなくただ街を歩いていました。

2018071803002436a.jpeg

相変わらず 賑やかなところです。
キャブと人が交差点で入り乱れています。

今いるサンフランシスコが穏やかに感じます。

201807180300250cb.jpeg

少し歩いて感じたのは 昔よりずっと街が綺麗で安全に。
前は ホームレスやジャンキーをよく見かけたのですが。。。

20180718030027051.jpeg

夕方 食事に。
少し脇道に外れると nyらしい通りが出てきます。
こういった小さな通りの人やお店を見ていると
その街が何を 求めているのか 見えてくる気がします。

20180718030029f33.jpeg

急に雨が。
街を見ながら 足早にホテルへ戻ります。

20180718030030940.jpeg

ここは 911 ground zero になります。
このモニュメントの周りには 亡くなった人の名前が刻まれています。

20180718030031b0c.jpeg

20180718030033157.jpeg

この公園のような所は high lineと言います。
nyの街中をはしる 空中歩道 といったようなものです。
かつては電車が走っていたところを 歩道兼 公園にしたもので2.5kmほどあります。
歩道には今でも線路が残っています。
当然 位置的に 高いところにあり ビルの3〜4階ぐらいの高さだったと思います。
歩道の最終地点にはChelsea market があり 雑貨屋、レストランなど色々楽しめます。

20180718030034a84.jpeg

ここ数年 今後のお店の移転先を考えていました。
テキサスのオースティンや オレゴンのポートランド。
今回 ny へ行き 結論としては やはりここは今でも魅力的 でした。

目標としては 今のお店を 4年後 サンフランシスコからnyへ移転。
するべき事は 山積みだけど
一つ一つ 細かく切り分け 楽しみながら クリアーしていこう、と思います。

非常に楽しみ。

植物の仕入れ/ half moon bay

2018.07.11 (Wed)
毎週火曜日 お店は閉めます。
で、植物の仕入れに走ります。

今 お世話になっている農家は 全部で10軒ほど。
近場から 遠くまで。
大半は自分で車で行きますが
時には 送ってもらうこともあります。

今日はそのうちの一つ half moon bayにある農家へ。
そこに行くまでの景色は本当に綺麗で リラックスします。

20180711115855879.jpeg

朝 山沿いで走ると 谷の合間に湖が出てきます。

ここの農家の特色は 幅広いセレクションです。
特殊なものはやや少なめですが 幅の広さは助かります。

20180711115856830.jpeg

一個一個 植物を 手に取りながら 健康なもの、形の個性的なもの、何か光るものを探して行きます。
そして 3〜4時間は すぐに時間が過ぎてしまいます。

20180711115858228.jpeg

エアープランツもある程度は揃っていますが ここでは基本的には仕入れません。
別にエアープランツを専門に扱っている農家があり
そこでは300種以上のものが常に見つけられるからです。

20180711115859414.jpeg

農家をでたら 海へ。
サーフィンをする人、犬と遊ぶ人、サンドキャッスルを作る人、ただ 海を見る人。
その中の一人に。

その後 サンフランシスコのお店に立ち寄り 荷を下ろします。
店前で 植物を下ろしていると いつも色んな人から
“今日は休みじゃないの?開いてるの?見てってもいい?”と。

申し訳ないですけど 今日はお休み。 明日来てくださいね。と。
こっちの人達はその辺 すぐ理解してくれて、
Sure, see you tomorrow!
と 言ってくれます。

その後は 近くのcafeへ。

201807111159015a8.jpeg

20180711115902d7e.jpeg

で 帰宅。今日はここまで。
明日 お店でのディスプレーが楽しみです。
back-to-top