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2012.05.14 (Mon)
お店の周りには 色んな連中がいる
ホームレスや ネジの外れた連中
でも 彼らから見れば 
毎日 朝から晩まで 同じ小さな場所で働き続けている僕がキチガイに見えるかもしれない
日本の人はそれを勤勉と呼ぶかもしれないけど 
必ずしもそれが良いとは限らないし 正しいのかも 分からない

うちにときどき スケーターの若いのがくる
ホームレスかもしれない 目がいっている 
でも まぁ 話す  時間のある時は
忙しい時は ”帰って ”と言う

そう言うと 店の外でピースフルに微笑みながら 手を前に重ね 
背筋を伸ばし じっとお店の中を見ている
気が付くと いなくなっている 

少し前 店先で盆栽の水やりや 選定をしていた
それなりに 忙しい日だった

彼が来たので ’帰って’ と
彼からの返事はない まぁ かえってラッキー
仕事があるから 
仕事に集中

でも 背中で彼の気配を感じる 
でも 無視していた 仕事に集中

変な音と彼のすすり泣く声
面倒くさい奴だなぁ と思いながら振り向くと
彼も背中を僕に向け 震えて 道路を見つめている

足元には生卵が積まれていた

彼はそれを一つ手に取り 道の真中へ
何台目かの車がそれを 轢き
卵が 粉々に砕ける

彼はそれを見届け 手を合わせ 震えながら 涙する
そして 又 道の真中へ 卵を一つ
ただ ただ 繰り返す 

朝から 耳鳴りがして 頭が痛くなってくる..

彼には僕の見えないものが見えているのかもしれないし
僕の感じられないものが 感じられるのかもしれない
彼はとても真剣に 見えた   僕には

ただ 生理的に不愉快なのも事実
なるべく 感情は素直に その場で出していきたい
中途半端な気遣いなら しないほうがまし だと思う


’気分悪いから 消えてくれる?’


それから2ヶ月ぐらい彼は現れなかった
どっかで 死んじゃったのかな? なんて思っていた
でもしっかり 生きていた

ポークストリートを 裸同然の恰好で スケボーを抱え
キチガイのように 叫びながら歩いていた

なんとなく 一安心

色んな人を なるべくフェア―に見ていきたい
そして 自分の凝り固まった 歪な価値観を壊せたら 
と 切に思う

バラナシ程ではないけれど
ローアーポークも悪くない 

と思う







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