インターネット

2013.03.05 (Tue)
最近 来店以外のお客さんが増えてきた

前は ほとんど来店のお客さんだけだったけど 
今はオンラインのウェブからだったり 電話だったり

電話での受注は今でも少し 緊張する
お客さんはネイティブだと早口だし
セカンドランゲージの人だと アクセントが聞きづらかったり

僕の英語も やはりセカンドランゲージ
rとl jとg bとv 上げたらきりがない
音だけでスペルがすぐわかる なんてことは
一生かかっても出来そうにない 
たぶん 完全にはネイティブにも無理だと思う
特に 名前は

だから 電話で一字一句 確認
でも 不安は残る
だから 電話を切ってからネットで再確認をする

名前はあっているか? そのストリートはちゃんとあるか?
メッセージの言い回しは合っているか? などなど

最近はネットでかなりの事がわかる
聞いた名前を入れると face bookなどで上がってくる
いくつかのデータと照らし合わせて ダブルチェック
通り名も お店も何でも出てくる

今日のお客さんはスウェ―デンからわざわざ 電話をかけて来てくれた
ウェブを見て シスコに住む知り合いにお花を とのご注文

感謝


少し前 少し変わった男の人が来た
見た目は普通だし 来ている服もきちんとしている
可愛らしい犬まで連れてる

ただ 彼の目線を追って行くと
何もなかったり
急に神経質な目つきになったり

葉っぱでも吸っていたのかなぁ なんて思ったけど
それとも 少し感じが違うし 匂いもしない 

しばらくしてから 
’自分は会社を経営していて社員に花をしばしば送る
 月締めで 花を買いたい 
 経理に請求書を毎月 送ってもらえればチェックで支払う’
との事

とりあえず OKを出して
会社名や住所などを聞き
保険を兼ねて クレジットカードの情報を聞く
未払いの時は カードにチャージ しますよ と

すべて 終了
彼も満足げに帰って行った スムーズに契約終了
でも 何か引っかかる??

住所を見て おかしいことに気付いた
このアドレスはビジネス街 つまり高層ビル街
なのに 部屋番号が書いてない
ビル丸々持っているような人には見えない
書き忘れるのも 不自然

google mapで確認 やはり高層ビル 30階はある
会社名をgoogle  でも 上がってこない
クレジットカードが生きているか確認  
ターミナルからは無効の表示
この段階で この契約は切る リスクあり
お客さんが来たら 理由を話して帰ってもらう

でも あの目線が気になり
彼をネットで調べる
ここからは 仕事ではなくただの興味

しばらくして 3年前のある記事にたどり着いた
彼の事が書かれていた 写真入りで
複数の 不可解で残酷な事件を繰り返していて
捕まっていたらしい
最高裁までいったとのこと
精神科医の話まで書いてあった
彼の性格を言葉に表すと ’パズル’ と書いてある

なんで3年後 彼が 普通に街中にいるのか わからない
なんで 本名を使って でも使えないクレジットカードを持って
花や植物が毎月必要なんて話したかも わからない

ただ 植物が好きなだけかもしれないし
うちの店に興味があったのかもしれない

人と話したかっただけかもしれない

そろそろ 彼から注文のメールか電話があるはず
どんな理由にしろ お客さんのリクエストを断るのは
あんまり いいもんではない


’パズル ’ついでに もう一つ
時々 見かけるホームレス
歩道で 横になっているホームレス

でも 彼は何かが違う

歩道にソファーを置き
向かいにはテレビがある
電子レンジがあり 電気スタンドがあり
時計もある

彼はその繋がれていないテレビをじっと睨んでいる
時にはテレビに背を向け 本を読んでいる
壊れた電気スタンドの下には バイブルがある

いつも 何を意味しているんだろうかと 思う
意図的なのか 無意識なのか

意図的なら
それは彼に向かっているのか 
それとも 他人に向かっているのか

出来ることなら そういった事を出来る範囲で
友好的に見ていきたいと思う

じゃなきゃ ここにいる意味がない気がする










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